フランス財務省及びKPMGの視察に行きました。§秋葉武ブログ(2014-8-19)

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2014年8月7日、私は通訳に娘と2人でフランス財務省へ、8日は一人でフランス公認会計士の鈴木正司先生のKPMGを視察することができました。

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6年ぶりのパリがずいぶん変わったと感じました。日本人観光客は少なく、地下鉄等は治安が悪いと感じました。大丸、三越、松坂屋、高島屋と日本のデパートがすべて撤退していました。しかし、2001年に撤退した英国のマークス&スペンサーは、より大きくなっていました。

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新凱旋門の隣にそびえる鈴木公認会計士が勤務されているKPMGにて視察

財務省の視察では、財務省公共財政総局租税立法部B1所属のヴァネル補佐(M.Eric Vanel)の75%富裕者課税当方から質問について、昨年12月に法律が通り、フランスは夫婦で合算して累進課税するそうです。個人所得が100万ユーロを超える所得に対する超える部分を支払う企業に対して2年間、18%の課税することが決まったことの説明を2時間聞くことができました。

すなわち個人所得に対して課税される所得税等と企業が払う18%を合計すると75%になります。

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右から鈴木公認会計士、ヴァネル補佐、秋葉武、娘、ルレ課長代理(撮影・大使館永田一等書記官)

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フランス財務省近傍